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2024/06/12
パワーマグネット開発者ストーリー
「海外で学ぶ」〜 試作品15回目でついに完成!マグネット誕生物語 9 〜
前回のお話はこちら
私は、足病学との出会いから、足病学を日本に導入した第一人者の先生など、新しい分野の研究に興味深々でした。
そのため、本格的に知りたいと思い、オーストラリアのアデレードにある南オーストラリア大学まで行ってしまいました(笑)
まずは、オーストラリアの先生が来日して教えるワークショップに参加し、
その後、本場のオーストラリアで、実際に足病学の講義と実践をするワークショップに参加しました。
実践では、石膏でつくる足の型取りや、足の歩行分析をしたりなど、初めての体験に時間を忘れて取り組んだほどです。
とても有益な時間で、ここで得た知識と経験は、のちに開催することになるパワーマグネットスクールに「足から診る検査法」として取り入れました。
歪みはマグネットで取り除くことができますが、足首から下の歪みの改善となってくると、足自体を細かく分析する必要が出てきます。
そして、足から診ていくことで、筋肉や骨、内臓などさまざまなことのつながりを診ることができるのです。
つまり、痛みや不具合の根本をより正確に突き止めることを可能にしました。
ですから、多くの方は整体に行っても痛みや不具合が再発することが多々あると言われます。
それは、足首から下が正常な位置にないので歩行によって、施術しても元の体の状態に戻ってしまうからです。
マグネットで癒着を取り除けば、痛みや癒着はほとんど戻ることはありませんが、それでも足首から下が正常にない場合は、少し戻る傾向があります。
そのため、いい状態をキープさせていくには、足の位置を正常に矯正できるようなものが必要でした。
それが、現在、取り扱っている足底板です。
これは、本当は医療従事者しか扱えないのですが、私の院とスクール生は扱えるようにしたため、多くの方の足を改善できるようになりました。
ちなみに昔は、患者さんの足を検査して、石膏で型を取り、それをアメリカの職人さんに送って特注品を作ってもらっていたんですよ。
私は足病学と出会い、施術に取り入れたことで精度が高まり、さらに日本整復医療学会では、『足から診る顎関節症』として発表させていただき、学会誌にも取り上げられるほど大きな成果を得ることができました。